光と闇の戦い

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ある、サックスグループで、4つのサックスの中で、テナーサックスが、一番難しいと言う話題で盛り上がっていたので、少し書いてみました。
実感として、テナーの音色づくりの難しさは、その構造にアルト、いや、有ると、言われています。
ネックが、逆方向に2回曲がっているのはテナーだけです。
また、歪みやすいので、何だか調子悪いテナーは、ネックが長年のマウスピースの抜き差しで下向きに歪み、潰れている場合があります。
調子が悪いサックスについての相談はこちらへ。
http://kose-sax-flute.jp/Sax%20Maintenance%20consul.html
さて、歴史的にサックスが発明されてオケで使われたりしましたが、最初はアルトのあまりにエロチックな音に、オーケストラに馴染むのにはあまりに個性的だったため、あまり使われず、吹奏楽かジャズにサックスの活躍の舞台は移りました。
そちらの世界でも、最初はやはりアルトの個性が目立ち、テナーは、オケのヴィオラのやうな位置づけで、アルトとバリトンの繋ぎの役目で地味な目立たない楽器でした。
コールマンホーキンズが、19歳のときにサブトーン奏法を発明して、Body and soul を吹き込み、大ヒット。一躍テナーはジャズの、花形となり、星飛雄馬のライバルに!古くてスミマセン。
その後の、テナーの個性的な奏者は、綺羅星の如くです。
アルトや、バリトンに比べて、もともと曖昧な音なので、奏者がイメージすると個性が作りやすいと言う事では無いでしょうか?
レスター、ロリンズ、マイケルブレッカー、コルトレーン、ゲッツ、ショーターなど、数秒でその人だと特定できる個性的なサウンドのテナー吹きは、多いです。
ちなみに私事ですが、数年前にニューヨークのクラブで、演奏する機会があり、あるアメリカ人の、ジャズファンの方、その方は、有名サックス奏者を自分の耳で、何十年も聞き続けて来た方なのですが、僕のテナーは、高音はスタンゲッツ、低音はズートシムズに似ているとの事。関西で活躍するDJのクリス氏の父君です。
最高な惨事に、いや讃辞に、気を良くして帰国したのでした。
韓国の初のサックスメーカー、キムズ社のキムビヨンホー社長から頂いた、ブロンズ+銀メッキのテナーサックス。
音は世界に唯一無二な個性で、素晴らしい。
キーアクションは、僕の長年の経験から、だいぶ改造を施していて、つい最近完成しました。
ごく些細な部分だけど指が完全に自然な位置に収まると、指が100倍早く回る気がして、練習が楽しい。
いくらでもアイデアが湧いてきて、いくらでも練習できます。また、マウスピースが、ちょっとこういう音にしたいなあと思ったら、自分で削って思い通りの音に出来るって素晴らしいです。
http://kose-sax-flute.jp/Sax%20Reface.html
菊地のテナーサックスをお楽しみ下さい。
皆様、良い一日をお過ごしください。
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東京、横浜、大阪、名古屋で、サックスレッスン、フルートレッスンを展開している菊地康正です。
今構想中の新しい講座を作るに当たって、考えていることがあります。
とても長いので、興味のない方はスルーして下さいね?
私は、演奏家としては足かけ半世紀、教室でサックス、フルートの生徒の指導は、30年以上続けて居るわけですが、音楽の能力、才能には二つの要素が有るのではないかと気がつきました。
それは・・・・・・・、
1.演奏家、歌手的能力。これは、音楽再現能力とも言えます。例えば、お手本の歌や演奏を聴いたり見たり譜面を読んだりして、真似して練習して記憶し、再現する。歌い手はほとんど、このタイプで、お手本音源を何度も聞いているうちに、記憶して、その通り歌えるようになるのです。
ジャズ音楽家でも黒人は多くはこのタイプで、耳だけで、まれに指の動きを見るだけで、音楽を再現できてしまうタイプが多い。
また、管楽器や弦楽器は、吹奏楽、オーケストラなどで、楽譜を読み練習する文化があるので、長年の練習、経験から目と指のサイクルができあがって、楽譜さえあれば、それを機械的に指に変換して演奏出来ると言う方が多いです。
つまり、楽譜を読むことに上達すれば、音程をちゃんと歌う、感じること無しに再現できてしまう。
だから、音程や、和音もちゃんと認識して音楽的に記憶する力を持った方もいますが、譜面がないと何も出来ないという方も存在します。
例えれば、演奏家は役者、女優です。
2.作曲家的能力。これは、拍子や、リズム、コード、ハーモニーに対する感覚や理解があり、いろいろな音階や、コードを組み合わせて、メロディや、コード進行など音楽を作り出す、創造する能力です。
作り出すと言っても、何も無いところに、魔法のように何かを生み出すのではなく、過去の偉大な、有名な楽曲やコードパターン、フレーズなどをたくさん学び、審美眼(耳)を磨き、今まであったものを、自分のセンスで並び替えるという作業に近いと思います。例えれば、脚本家、映画監督です。
3.西洋クラシック音楽の世界では、バッハやショパンなど、初期の作曲の大家は即興演奏の名手だった例が多かったのですが、音楽が複雑化するにつれて、作曲家と演奏家は、200年以上前に完全に分業体制に入りました。
100年前にアメリカで始まったジャズは、アフリカに源を発する、スイングやシンコペーション、アンティシペーションと呼ばれる独特のリズムの文化、ブルース音階などが、アメリカという、人種のるつぼ、実験移民国家において、西洋クラシック音楽と、衝突、化合して出来たもので、現代のポピュラー音楽の源流となっています。
ジャズの即興演奏(インプロビゼーション)を主体とするやり方は、作曲家が演奏するという意味では音楽の形態の先祖帰りとも呼べるものです。
例えれば、原作者が主演俳優でもある、シルベスタースタローンが映画ロッキーを作ったようなものです。
つまり、
1.演奏家、歌手・・・作られた音楽を、音源、楽譜から再現する人。
2.作曲家・・・音楽を作り出す人(演奏は他の人に依頼)。
3.ジャズ演奏家(インプロヴァイザー)・・・・作曲家的能力と演奏家的能力をバランス良く持つ音楽家。
と言うことになります。
さて、私菊地康正が、ジャズ、ポピュラーの日本の音楽業界で実際に生きてきた経験を後進に伝え、一人でも多く日本人もしくは、アジア人、地球人の音楽能力を高め、演奏家的能力と、作曲家的能力のバランスのとれた音楽家を増やしたい。
そのために、膨大な時間をかけて多くの書籍、教材を製作し、長く生徒のレッスンを続けてきました。
私の歩いてきた道を振り返ると、子供時代は、音楽を聴くことに興味を持ちました。それは音に色が見える気がしたからです。これは、視覚と聴覚が交差する共感覚という特殊な能力だと後で解ります。
ピアノは、独自に学習、またクラシックギターは通信教育で学び、音楽の仕組みを学び、コード、和声に関する感覚が育ったようです。また、中高と吹奏楽部で、クラリネット、サックスも演奏し、管楽器に親しみ、合奏の楽しさも経験しました。
その後、ジャズに興味が出てきて、実際にプロ入りしてからは、多くの偉大なサックス奏者のインプロビゼーションを研究、書籍、レコードから学び、いわゆる耳コピで、いろいろなサックス奏者のインプロビゼーションを書き取っては練習することから始めました。
その後、二人の先生から教えを受け、現在の基礎となっています。
日本のジャズ史に残る偉大なサックス奏者松本英彦からは、ジャズフレーズの組み立て方を、インナーギャラクシーオーケストラで、日本ジャズ界に足跡を残した作編曲家の三木敏悟からは、バークリー、ジョージラッセル仕込みの音楽理論を学びました。
私の長年の研究に基づいたサックス、フルートの教本はお陰様で好評です。
どうしたらそのような格好いいフレーズを組み立てられるのかという問いには、いろいろな形で、ずっと答え続けて居るのです、それは受け取る側が進歩するとその分受け取るものは増えるようになっています。
音楽的耳には、明らかに発展段階というものがあり、年齢とは関係なく、幼稚園児クラス、小学生、中学生、高校生、大学生クラスという段階が存在します
。
また、体質に合うリズム、スタイルというものも存在します。演歌が好きな人も居れば、クラシック音楽が大好きな人も居ます。50年代ジャズしか聞かないという人も居れば、ロック大好き、ヘビーメタル、Jポップしか聞かないという人も居ます。
音楽的耳の発展段階と言うことで言えば、ドミソ、ファラドの3和音以上は理解できない人も居れば(ハイドン、ベートーベンの時代の和声感覚)、不協和音の美しさに快感を感じる人も(ワーグナー、ドビュッシーやストラビンスキー、バルトークなど、近代現代、およびジャズ)。
10年前に、生徒さんの音感を鍛え育成するために作った音感トレーニングメソッドはお陰様で370名以上の方が研鑽を積んで成果を上げています。これは、聴音、ソルフェージの基礎を学び、それを管楽器に応用し、記憶したメロディをいろいろな調に移動して演奏する、移調奏トレーニングでした。
https://kose-sax-flute.love/onkan
現在、その続編を構想しているところです。
管楽器学習者は、なぜコードを理解するのが難しいのか?長年の私の疑問でもあったのです。
答えはコロンブスの卵のようなものでした。以上の考察から、管楽器の方は、楽譜を読む文化の中で育った方が多いので、ピアノやギターでコードを弾いたことが無いから、少ないからでした。
目と指のサイクルだけで楽譜は演奏出来ても、頭の中にコードという概念、コードを弾いたときの快感の記憶、響きの記憶が無いと、コードを吹いても、何のコードか認識するのみならず、記憶することすら難しいようです。
実は私は、10代の頃クラシックギター、またピアノを学んだ経験があり、コードという概念はしっかりあった上で管楽器に取り組んでいたのでした。
それをすっぽり忘れて、どうしてうちの生徒さんは、コード感が無い人が多いのかと悩んでいたのでした。
生徒さんの、一生懸命練習し、難しい教材通りに吹ける姿を見ると、ついでにアドリブも出来るだろうという錯覚を夢見がちですが(笑)、全くそれは、別世界、脳みその違う場所を開発しないと無理なのです(笑)。
今度の講座では、今まで理論書や、教本、レッスンなどで挫折した人も救い出せれば、裾野広くいろいろな段階の方に光を与えるような講座にしていくつもりです。
菊地康正のサックス、フルートレッスンはこちらです。
http://kose-sax-flute.jp/saxroom.htm
http://kose-sax-flute.jp/Fluteroom.htm
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東京、品川、横浜、大阪で、サックスレッスン、フルートレッスンを実施する、菊地康正サックス、フルート教室を主宰している、菊地康正です。
桜は葉桜になり、だけど渡る世間は驚くことに、100%マスク人間ばかり。
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東京、品川、横浜、大阪で、サックスレッスン、フルートレッスンを実施する、菊地康正サックス、フルート教室を主宰している、菊地康正です。
3/28は、大阪に到着すると、バス移動の疲れをサウナで仮眠、入浴でスッキリすると、なんばで、女性サックス生徒さん2名のレッスン。
両名とも、活発にライブ活動している方ばかりなので、レッスンも、熱が入る。
先日のサックスマシーンズのライブでは、普段のフルートの稽古の成果が、そして、直前まで集中していた、歌伴、インスト用の編曲は、無事間に合い、バンドメンバーとのコミュニケーションもうまく行き、集客もほぼ成功で、楽しい充実のライブだったのだが、反省点として、メインのサックスの、自在性、つまり自分の持ち曲のインプロヴィゼーションの稽古をもう少ししなくては、という必要性、意欲が湧いたのだった。
サックス、フルートで、稽古した成果は、翌日、翌々日に出るものである。
自分が編曲や、リーダーシップを取るバンドでは、当日は、ステージの構成や、お客様との連絡など、準備に追われるので、楽器のウォームアップは、ほぼ出来ないのがわかっている。
だから、前日までに、ポテンシャルをどう上げておくかという、アスリートの調整に近いテクニックが必要になる。
過去にいろいろな人が言っているアドバイスを思いだして学ぶ事だ。
例えばアメリカでジョージヤングの個人レッスンを受けたときに、数種類の持ち替え楽器の、短時間でウォームアップを仕上げる方法を学んだ。
最低音から最高音までの半音階を、スタカートで数往復、それを各楽器で行うのだ。このやり方はとても効率的。
8人編成のバンドの準備をしつつ、プレーヤーとしての自分の調整をするのもマネジメントの技術かもしれない。
さて、一人目のHさんから、なんばで手頃なジャズバーを発見、たまたま今日はセッションですよと言う情報が入ったので、二人目の生徒さん、Mさんと参加してみた。
セッションリーダーのドラマー木村優一郎さんは、面識が有ったのでとても、歓迎してくれた。
Recado bossa,Another you,A night in Tunisia などで参加、この日は、ボーカルの方が多く、多くのスタンダードナンバーを聞いて、こういうジャス文化に触れている幸せを感じた日だ。
多分木村さんの生徒さんのアマチュアドラマー2名も、僕の、横揺れするリズム感はきっと忘れられない経験になった事だろう。
写真は、昨日の、セッション及び、数日前のフルート奏者、波戸崎操さんの動画撮影時に談笑シーン。
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●ある日のフルートレッスン
東京、横浜、大阪、名古屋で、サックスレッスン、フルートレッスンを展開している菊地康正です。
Hさんは、菊地道場フルート科の生徒さん、10年選手。入門時は60代中盤だったのですでに70代中盤である。お元気である。
昔の常識で言うと60代は老人だが、日本の平均寿命は世界一らしい。自分もすでに60代後半だが、特に目立って衰えたという気持ちは無い。Hさんは、科学者にして、元大学教授、現在は現役の医師である。
カナダ在住の頃高名な先生に付くがほぼ上達せず(ご自身談)菊地道場に入門して、音感トレーニングを強要され、最初はとても辛かったが(笑)1年ほどで、移動読みをマスター、ダニーボーイの C 譜面を見ながら E♭に移調して吹けるまでになった。
驚いたのは本人自身で、まさかこんな事が出来るようになるとは夢にも思わなかったそうで、今でもご自身の移調能力に驚かれている。我々ジャズ屋にとっては、空気のように当たり前のことなのだが・・。
問題のリズム感の育成も、長い年月をかけて少しづつ前進、普通の曲なら、落っこちないで完奏出来るレベルに!!
これは、教える立場としては、とても嬉しいこと。お互いに忍耐力が試される日々であったが、見事に成果を出された今となっては・・。
奥様は、音楽の素養の有る方なので、仲の良いご夫婦でも音楽面では、原始人扱いを長らくされて来たというので、本人の嬉しさも格別かと想像される。
Hさんが最近凝っているのは、ソロ創作の課題。毎回、頭をひねってスタンダード曲のソロを創作して持参してくるのだが、これがめきめき上達。徐々に音楽的な創作となってきているのに驚かされる。
インプロビゼーションとソロ創作の違いは、リアルタイムで演奏しながら創作していくのがインプロビゼーションで、じっくり考えながら紙の上で行うのがソロ創作で、同じ作曲の行程であることに変わりはない。
余りにも素晴らしいので、「Hさん、バッハ、モーツァルトと同じ仕事をされています。それも上達してきている!」と伝えたら、おまりにも嬉しかったのか、
「先生は、生徒を乗せるのが上手いです。」と言うので、
「いやいや、本当にそうですよ。なぜなら、僕も長年かけて書いてきたジャズソロは7冊の本になり、通信講座、DVD,教材となり、全国の(主にジャズ)音楽学習者を引き寄せている。本棚には、自分のバンドサックス・マシーンズのために書いた譜面が、スコア、パートをを入れると厚さ40センチに達している。
(精神的には)ジャズミュージシャンは、偉大なバッハの子供たちであり、大いなる誇りを込めて、僕は、バッハ家の末弟なのですから。」
それを聞いた Hさんも妙に納得していたのだった。
人間の肉体の親子もあれば、音楽遺伝子は、例えば師弟間で、まるで血の繋がりのように遺伝(?)するものだし、クラシックの偉大な作曲家の他、ガーシュインやコールポーター、ジョンレノンやスティーヴィー、プリンスや多くのシンガーソングライターは、精神的には音楽の一族、ファミリーであり、楽器でインプロビゼーションを繰り広げるジャズミュージシャンもその仲間だと思うのである。
菊地康正のフルートレッスン詳しくはこちら。http://kose-sax-flute.jp/Fluteroom.htm
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昨夜のライブを振り返る。長いです。
なぜ楽しいのかを考えていたら、そうか、自分は劇作家なのだと気がつく。サックス・マシーンズは劇団なのだ。
長く音楽業界に携わっているので、つい最近は、偉大なドラマー、村上秀一さん、そして世界にやはり偉大な影響と足跡を残したチックコリアが、向こうの世界にいってしまったが、不思議なことに、悲しい、寂しいという気持ちはなく、彼らはいつも僕の心にいて、励ましたりヒントをくれる偉大な兄貴のようだ。肉体を離れたので、いつも僕を見守る父のように、呼びかけるとにっこり笑って僕を見てくれているのを感じる。
長く音楽業界にいると、出会った素晴らしい歌い手、作曲家、奏者、楽曲は、たくさんたくさん、心に焼き付いているので、昨日出会った曲のように、奏でているといつの間にか時間が過ぎ、懐メロになったり、若い人には新鮮な音楽に写るらしい。
たまたま僕の心に残る曲は、スタンダードジャズだったり、R&Bのヒット曲だったり、クラシックだったり映画音楽の名曲だったりするが、作家が閃いて曲を作るときはジャンルやレッテルは存在していないから、結果的には多様なジャンルにまたがる多様な楽曲を、料理してみんなに届ける、一流のシェフのような仕事になるわけだ。
昨夜のサックス・マシーンズの公演に集まってくれた素晴らしい劇団員のみんなを、大いなる誇りと共に紹介しよう。
シャープなグルーブ感と素晴らしい音楽性の●小松伸之(dr)、太い音と信頼性、バンドをぐいぐい引っ張ってくれる●菅原正宣(b)、自作曲でオーケストラと共演する天才少女から、いまや日本ジャズ界で人気ピアニストの一人となった●外山安樹子のタッチと音色は、大好きだ。
それに乗って、ブリブリ言わせてくれるサックスセクションは、ビーバップの女性伝道師●高橋里実。彼女は、実は松本英彦門下で、同門の後輩であり、同じ血を引く実の妹分。
久しぶりに御願いしている●酒井聡行は、ファンク、ロック、ブルースに強い、ひりつく泣き叫ぶようなロックギターのような表現力を持った素晴らしい奏者なので、この二人の対比も楽しい。ファミリーとして同行していると、これから起こる化学変化、お互いの影響も楽しみの一つ。
バリトンで御願いしている●山手久美子は、●つづらのあつしや、●山口マリ、●落合智子などと同じく、大阪音大の大先生、赤松門下で、共通して言えるのは、赤松ファミリーの安定した底知れないテクニックとインプロビゼーション能力。
振り返ると、1992-2002のサックス・マシーンズ第一期では、名リードアルト●澤田一範始め、今や日本を代表する●多田誠司、●つづらのあつしなどが在籍、アレンジが気に入らないと譜面を床に投げ捨てるなどして、激しく僕を鍛えてくれたメンバーには無限に感謝の思いがある。
15年の時を経て、第2期は、大阪で、山口マリ、そして大阪ジャズ界に殴り込みをかけ始め、美貌と才能とユーモアを兼ね備えた歌手の●山添ユカらと組んで再起したサックス・マシーンズ大阪チームは、心斎橋ラグタイムを根城に、人気が出始め、いつも数十名の集客を達成して、ママから大入り袋を貰うまでになったのだった。もちろんコ●ナ終息後は、再開したい。
そして世界は風の時代、水瓶座の時代に入り、女性エネルギーを使う時代に入る。僕も経験から学んで多少は賢くなり、優秀な女性奏者を使うと、ステージが和やかになり見栄えも華やかに素晴らしくなるのを学んだ。
そしてジュラ紀、白亜紀をへて新生代、現代へと、サックス・マシーンズの舞台は移り、サックス・マシーンズ第3期東京チームは、多士済々、パワー爆発。
最後のメンバー歌手の●瀬戸カオリも、味わい深い自分の持ち歌の世界の他、ヴォイスで参加してくれた、イヴァンリンスのセプテンブロ(ブラジリアンウエディングソング)は、深い眠りを誘うゴージャスな楽曲となった。振り返ると、サックス・マシーンズのインスト曲、そして山添ユカ、瀬戸カオリに捧げた、アレンジ曲のストックも膨大になりつつある。近い将来大ホールのコンサートに是非繋げていきたいものだ、皆様の応援をよろしく御願いしたい。
緊急事態宣言で延期した今回のライブ、意味不明な理由で未だに検出されていないコ●ナウイルスの、お上の愚策により緊急事態宣言が延長された。
まず、この処遇に怒りではなく冷静に、愛と平和で、神の使いとして対処することを学んだ。(笑)
~平日だけど、晴れ着を着たのよ!緊急事態だけど、ライブをしたのよ!ろくでなし、ろくでなし、なんてひどい、言い方(ろくでなしの節で)(笑)
緊急事態にもかかわらず集まってくれたお客様、ネット配信で鑑賞してくれた皆様、トナリテスタッフ、バンドメンバーに心から感謝。
私は光、私は愛、神の使徒として、劇作家として、作編曲プロデュース、演奏で、世の中に光を届けるのだ。これからのサックス・マシーンズにご期待下さい。
サックス・マシーンズヒストリービデオです。
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